スタッフブログ【【90】「やめ時」の見極め方】
2024/09/06
スタッフブログ

こんにちは、ママズスマイル広報担当の佐々木です。いつも「一時預かり専門託児所ママズスマイル」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
人間は新しいことを始める事が得意ではありません。
しかし今やっていることを「やめる事」においてはもっと得意ではありません。
人間は「やめる」という行為にとても抵抗感を感じる生き物なのです。
ですが何かを続けるためには何かをやめる必要があるのも事実です。
そして「やめる事」から得られる事がたくさんあることもわかっています。
ではどのような状況が「やめ時」として適切だと言われているかをみていきましょう。
【1】やめた方が良いか迷っている時
実にシンプルです。
私たち人間は、
#本当にやめたくないものをやめようか迷うことはありません
#捨てたくないものを捨てようかどうしようか迷う事もありません
#別れたくない相手と別れようかどうしようかと迷う事もありません
つまり、悩んでる時点でそれは「やめ時」なのです。
例えば今使っているスマホを捨てようと悩むか、と言われれば
即答で捨てるはずがない、という答えになると思います。
例えばとても大切にしている犬や猫を捨てようかと悩むか、と言われれば
当然捨てるわけがない、という答えになります。
もし今、何かに対して
#やめた方が良いかな
#捨てた方が良いかな
そう思っているのだとしたら、
それは「やめ時」かもしれません。
【2】計画通りに進んでいない時
仕事や人生において計画通りに進まないことは山ほどあります。
計画通りに進んでいない時は、それも「やめ時」と言われています。
ここで大事になるのは、まず計画通りに進んでいない、
というその現実を認める、という事にあります。
つまり、自分が想定していた
「計画が甘かった事を認める」
という事です。
自分の計画の甘さや実力不足を認めることで
今立てている計画を
一度「やめる」または、一部を「やめる」
ことで再度計画を立て直す事ができます。
この時に最もしてはいけないことが
「最初に立てた計画にしがみつくこと」
と言われています。
非現実的な計画や目標にしがみつくことは
モチベーションややる気が一気に低下することがわかっています。
計画通りに進んでいない時は大事な「やめ時」の一つです。
【3】かけたコストを取り返したくなっている時
人間は損切りするのがとても苦手な生き物です。
それにはある心理的要素がもともと私たちに備わっているからと言われています。
「サンクコスト」という言葉を聞いた事がある方も多いかと思います。
人間は、これ以上続けても状況が改善することは難しいとわかっていても
それまでに投資したお金や時間や労力が、無駄になることを恐れます。
無駄になる事の恐れから、その物事を続けてしまう性質をもっています。
さらに中々損切りできないのは、
今まで使ってきた損失の痛みの方が将来の利益から得られる喜びよりも
2倍も強く感じるようにできてるそうなのです。
つまり100万円の損失に感じている痛みを相殺するためには
200万円分の利益の喜びが原理的には必要になります。
当然やめるべきかどうするか、と悩んでいる時には
将来の利益は当然確定していないわけです。
だからこそこの性質を知らないでいると
「損した分だけは取り返してからやめたい」
となりずるずると「やめ時」を見失ってしまうのです。
【まとめ】
多くの人が何かを始める時に、やめる時の事を考えてはいません。
始めたくて始めるわけですので、やめたい時が来る、という想像をするのは難しいものです。
しかし、「やめ時」を見誤ると多くのものを失う可能性があるのもまた事実です。
やめるか、続けるか、計画を変えるか、と考えるのもとても大事な時間です。
人生の大事な選択をじっくり考える時間として託児をご利用いただくのも
もちろんママズスマイルの活用方法の1つです。
引き続きママズスマイルをよろしくお願いいたします。