スタッフブログ【こども誰でも通園制度とママズスマイル(こども家庭庁編)】
2024/07/07
スタッフブログ

こんにちは、ママズスマイル広報担当の佐々木です。いつも「一時預かり専門託児所ママズスマイル」をご利用いただき、誠にありがとうございます。こども家庭庁の公式サイトで誰でも見れるものなのですが、こども誰でも通園制度に関する検討の中間報告というものがございましたので見てみました。こども誰でも通園制度を作られる各方面のお偉い先生方がどういう考えをもってこの制度を作ろうとしているのかがわかるものとなってます。
【1】そもそも保護者のための制度じゃないらしい
これは冒頭の基本的な考えの中に出てくるのですが、いきなり衝撃を受けました。ニュース等ではいかにもママのリフレッシュのための新しい制度です的な取上げ方をされてるのを見かけた方も多いかと思いますが、基本概念はあくまで、子どもの成長のための制度でママたち(保護者)のための制度ではない、と明記されてます。
#もし原文読まれたい方はこちらにありますのでどうぞ
【こども誰でも通園制度中間報告】
【2】新しい一時預かり事業でもないらしい
てっきり市区町村が運営する今の一時預かり事業の課題を解決するために新しいこども誰でも通園制度を検討しているのかと思っていたのですが全く別物なのだそうです。なるほどな、と思ったのはそもそも現時点で市区町村が実施している一時保育や一時預かりは十分機能している、が前提になっているようです。その前提をもとに、そもそも保護者のための一時保育の制度は整ってるでしょ、だから今回の新しい制度は保護者のためのじゃないよ、ということになるようです。
【3】何らかの理由で保育園に通ってない子供もお試し的に通えるようにするよってことらしい
約30ページにわたる中間報告書ですが、簡単にまとめると、0〜2歳児で何らかの理由で保育園に通ってない子どもが約6割くらいいる、だからその子どもたちにも保育(教育)を受けられるように新しい補助金の制度を作って既存の保育園に受け入れてもらうようにしよう、っていう制度のようです。とある保育士の方が、今でさえキャパオーバーで労働環境に多くの問題があるにも関わらずその問題を解決するどころかさらに負担が増える可能性が高い、と言っていたのを思い出しました。通常の生徒である数十人の子ども達の保育(教育)の先生業務をしながら、突発的にくる一時預かりの託児の仕事をしつつ、新たに0〜2歳児のお試し保育的な新しい仕事が発生する、そして当然のように補助金をもらうために報告書や書類業務は増える、想像しただけでゾッとしますね。
【まとめ】
こども誰でも通園制度、このネーミングから想像していたものと現実とのギャップに驚きましたが、いかに人が先入観に左右されやすい生き物かということを考えさせられました。そして10人いれば10通りの考えがあるように、私たちママズスマイルは、ママの時間を作ることを目的としたママのための託児所、をもっと追求していきたいなと改めて感じました。
引き続きママズスマイルをよろしくお願いいたします。