スタッフブログ【【92】読書は寿命を延ばす】
2024/09/08
スタッフブログ

こんにちは、ママズスマイル広報担当の佐々木です。いつも「一時預かり専門託児所ママズスマイル」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
最近忙しくて読書なんてしてる暇がない、という方も多いかもしれません。
ですが、ちょっとした読書の時間が、実は寿命を延ばす効果があることがわかっています。
【1】週3時間半以上の読書で寿命が延びる
イェール大学の研究によると、週に3時間半以上の読書が、寿命を延ばす可能性があるそうです。
この研究では、50歳以上の男女3,635人を対象に、読書習慣とその後の生存率を調査しています。
まず、参加者を以下の2つのグループに分けました。
1、ほとんど本を読まない人
2、週に3時間半以上読書をする人
その後12年間にわたり追跡調査を行った結果、
1、ほとんど本を読まない人>33%が死亡
2、週に3時間半以上読書をする人>27%が死亡
ほとんど本を読まない人の33%が亡くなっていたのに対し、週に3時間半以上読書をしていた人の死亡率は27%と明らかに低かったのです。
この研究から、本を読む人のほうが長生きする可能性が高いという結論が出ました。
【2】1日わずか30分の読書でも効果がある
さらに詳しいデータでは、1日わずか30分の読書でも寿命が延びることがわかっています。
研究者たちが両グループを比較したところ、
#読書をしない人の平均生存期間は85カ月だったのに対し
#読書家は108カ月生存した
となりました。
この結果から1日30分の読書には約2年もの延命効果があることがわかったのです。
毎日少しでも本を読むことで、これだけのメリットが得られるのは驚きです。
さらに読書量は多ければ多いほど寿命が延びる傾向があるとも言われています。
【3】寿命が延びる理由
では、なぜ読書が寿命を延ばすのか、その理由も気になるところです。
研究によると、
読書が寿命を延ばす背景には「脳トレ効果」と「共感力の向上」があると考えられています。
まず、読書に没頭することで脳が活発に働き、認知機能が鍛えられるという脳トレ効果があります。
特に小説などのフィクションを読むことで、登場人物の感情や行動に共感し、
物語に引き込まれることで脳が積極的に活動するそうです。
また、読書を通じて共感力が向上することも、寿命延長に寄与していると考えられています。
小説などを読むことで、他者の視点を理解し、人間関係におけるコミュニケーション能力が高まります。
この共感力が高まることで、より良い人間関係を築くことができ、
社会的なつながりが強まることでストレスが軽減され、寿命が延びる可能性があるようです。
要するに、
読書することで頭も良くなり、共感力も高くなる、だから
人生で感じるストレスを受け流す力が高まり健康でいられる、
結果として寿命が延びる、ということのようです。
【まとめ】
活字ならんでも良いのか、という疑問もありますが研究では
#新聞や雑誌よりも、本の方が良い
#本の中でも、フィクションの方が寿命への効果は高い
そうです。
子育て中は特に、「読書に没頭する」という時間を作るのは難しいかもしれません。
ただ週に3時間半だけ読書すれば寿命が延びるくらい健康に良い、と考えれば
託児をして読書に没頭するのにも、少しだけ罪悪感が軽減できるかもしれません。
引き続きママズスマイルをよろしくお願いいたします。