スタッフブログ【【72】誰もが間違う時間の計画】
2024/08/19
スタッフブログ

こんにちは、ママズスマイル広報担当の佐々木です。いつも「一時預かり専門託児所ママズスマイル」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
1時間もあれば読みきれるな、と思った本を読み始めてみたらたったの20ページであっという間に1時間が過ぎた、みたいな経験をみなさんもされた事があると思います。
1時間で読めると思ってた本が実際には4時間かかった、となってしまう裏側には人間が時間計画を誤まる理由がしっかりあるようです。
【1】未来の自分を課題評価する
そもそも人間は自分の能力を本来の自分よりも課題評価する生物である事がわかっています。
誰しもが自分が持つ能力は平均よりはちょっと優れていると思っているそうです。
さらにそれが未来の話になると、上乗せして課題評価される傾向にあると言われています。
つまり、
#1時間で本を読みきれる能力はないにも関わらず、この程度の本なら1時間で読めると思ってしまったり
#とても1時間でできる能力はないのに、このくらいの仕事なら1時間でできるな、と思ってしまったり
とにかく計画を立てようとする時には自分の能力を実際よりも高く評価してしまうのだそうです。
【2】未来のタスクの難易度は過小評価する
さらに厄介なのは、予定されているタスクや仕事の難易度は過小評価してしまうのだそうです。
つまり、
#この仕事は、30分もあれば終わるくらい簡単なものだろう
#この本は内容も簡単って聞いたし、1時間もあれば十分だろう
となるそうです。
能力には過信をし、見積もりは甘めに、というのが私たちのデフォルトのようです。
【3】過去の経験を都合よく解釈する
さらにさらに、過去の成功体験や経験については、計画を立てる時に自分にとって都合よく書き換えられてしまうのだそうです。
つまり、
#あの時の方が大変な状況だったから今回も1日で終わるだろう
#このくらいの仕事は過去にも3時間で成功させた経験があるから今回も3時間あれば十分だ
と過去の自分の記憶を元に計画をすると大きくずれる事があります。
#実際は1日で終わっていなくて事前準備も入れたら3日間かかっていた、だったり
#3時間で成功できたのは実は仲間の協力があったからだった、であったり
過去の栄光の話をするおじさんの話にウンザリした経験がある方も多いと思いますが、
それは自分自身が計画を立てる際に自分自身に対してもしてしまってる可能性があります。
いわゆる解釈の思い込みが発動してしまっているかもしれません。
【まとめ】
「能力に過信」×「見積もり激甘」×「記憶の書き換え」
これらのコンボによって私たちは、時間の計画を大幅に読み間違えます。
対策としては
1、この事実を知ること
2、経験を記録しておき、定期的に振り返ること
3、他人から客観的なアドバイスをもらう事
だそうです。
いつも忙しいのにタスクがやりきれない方はこの罠にハマってるかもしれません。
今日も忙しかったママはきっと来週の今日も忙しいはずです。
ママズスマイルは6ヶ月先まで予約可能です。
子育て中の時間計画は「とりあえず予約しておく」が自分時間を強制的に作る良い方法かもしれません。
引き続きママズスマイルをよろしくお願いいたします。